Tuesday, April 26, 2016

Fuchsia フクシア




フクシアFuchsia)はアカバナ科の低木で、花が美しいので鉢植えなどでよく栽培される。日本では訛ってホクシャなどとも呼ばれる。英語ではフューシャ/ˈfjuːʃə/と読まれる。
フクシアは属名(ドイツの植物学者レオンハルト・フックスに因む)で、100種ほどの原種からなる。栽培品種も雑種起源のものを中心にして多種多様である。南米(一部は中米やポリネシア)の熱帯・亜熱帯原産で、小低木が多いが、中には高さ10m以上の高木になるもの(ニュージーランド産Fuchsia excorticata)もある。
温室で栽培されるものもあるが、耐寒性のあるものはイギリスなどでも戸外で栽培され非常にポピュラーである。茎がしだれ花が下向きに咲くものが多いので、吊り鉢に植えて高い所に飾ることが多い。
細長いがくと幅広い花弁が4枚ずつあって、がくが鮮紅色で花弁が紫のものなど、様々な色のものがあり、フクシアの名を冠した色名(フクシャ)がある。 原産地ではおもにハチドリによって送粉される。果実は1cm前後の液果で暗赤色に熟し、細かい種子を多数含み、食べられる。

Aquilegia L. オダマキ(苧環)












Wikipediaによると、
 オダマキ属(オダマキぞく)は、キンポウゲ科の属の一つ。ラテン名のアキレギアやアクイレギア(Aquilegia)ということもある。本属の植物の総称がオダマキ(苧環)である。苧環は元来は機織りの際にカラムシ(苧)やアサ(麻)の糸をまいたもののことで、花の形からの連想である。
 根出葉は普通2回3出複葉で細かく分かれ、先端には丸っこい小葉がつく。茎が高く伸びるものでは、やや小型の茎葉が出る。花の外側の花弁のようなものは、じつは花弁ではなく萼である。花弁はその内側にあって、ややまとまって筒状になる。花弁の基部からは角状の距が伸び、萼の間から外に突き出る。
 全草が有毒。
  • 成分 プロトアネモニン(protoanemonin)
  • 症状 皮膚炎(水疱)、胃腸炎、心臓麻痺。 

Monday, April 25, 2016

Japanese Aralia ヤツデ(八つ手 Fatsia japonica)

ヤツデ(八つ手) 学名: Fatsia japonica
英語名:Japanese Aralia


Wikipediaによると、
ヤツデ(八つ手、学名: Fatsia japonica)は、ウコギ科ヤツデ属の常緑低木。葉が大型で独特の形をしているのでよく目立ち、見分けやすい。
学名の Fatsia は日本語の「八」(古い発音で「ふぁち」、「ふぁつ」)または「八手(はっしゅ)」に由来するという。
20cm以上もある大きな葉をつける。葉はつやがあり、やや厚手。形は文字通り掌状だが、7つまたは9つ(奇数)に裂けており、8つに裂けることはない。
花は晩秋に咲き、球状の散形花序がさらに集まって大きな円錐花序をつくる。花びらは小さいが、花茎を含めて黄白色でよく目立つ。他の花が少ない時期に咲くため、気温が高い日はミツバチやハナアブ、ハエなどが多く訪れる。
果実は翌春に黒く熟す。

Celtis sinensis エノキ(榎)










Wikipediaによると、
雌雄同株で、高さは20m以上、幹の直径は1m以上になる。枝が多く、枝ぶりは曲がりくねっている。根元で数本に別れていることもある。樹皮は灰黒褐色。
葉は互生し、長さ4-9cmの卵形又は長楕円形で、先は尾状にのびている。葉の質は厚く、縁は鋸歯状だが、先端まで葉脈が発達しておらず、丸みを帯びている。
花には雄花と雌花がある。葉と同時期(4月頃)に、葉の根元に小さな花を咲かせる。花の後ろに、直径5-6mmの球形の果実をつける。熟すと橙褐色になり、食べられる。味は甘い。

Berberis japonica ヒイラギナンテン(柊南天)

Wikipediaによると、
ヒイラギナンテン(柊南天、学名: Berberis japonica)は、メギ科メギ属の常緑低木。
葉は奇数羽状複葉で、互生し、小葉は硬く、ヒイラギの葉に似て鋸歯はとげとなる。常緑で落葉はしないが、冬に赤銅色になる部分があり、紅葉のようになる。
春先に総状花序に黄色い花をつける。その中にある雄しべは、昆虫などが触れることによる刺激で内側に動いて、花粉をなすりつける。
果実は液果で、秋に青く熟す。

Friday, April 22, 2016

Euscaphis japonica ゴンズイ







Wikipediaによると、「ゴンズイ Euscaphis japonica は、ミツバウツギ科に属する樹木。果実が真っ赤でよく目立つ。」さらに、その特徴は
落葉性の小高木。高さは普通3-6mだが、時に10mに達する。樹皮は紫黒色を帯び、細長い割れ目状の皮目が縦に走る。普通は頂芽ができず、1対の仮頂芽から有花枝、あるいは無花枝を伸ばして成長する。さらに側芽から枝を伸ばすことは少ない。有花枝は2-3対の葉と、先端に花序を付け、無花枝は2-3対の葉のみを付ける。葉は対生。奇数羽状複葉で、全体の長さは10-30cm、幅は6-12cm。葉柄は長さ3-10cmあり、複葉の軸と共に無毛。小葉には短いながらも柄があり、側小葉では長さ2-12mm、頂小葉ではより長くて2-3cm、短い毛がある。時に頂小葉がない場合がある。個々の小葉は狭卵形で、長さ5-9cm、幅2-5cm、硬くて表面につやがあり、先端は尖り、基部は丸みを帯びるかやや広い楔形。裏面の中脈や側脈の上に短い毛がある。
花期は5-6月。円錐花序は長さ15-20cmで、よく分枝して多数の花を付け、無毛。花は黄白色で、径3-4mm。花柄は長さ1-2mm、萼裂片と花弁はいずれも楕円形で長さ約2mm雄蕊、雌蕊は花弁とほぼ同長、子房は2室ないし3室からなり、同数の柱頭と花柱が互いに接着する。果実は袋果で、1つの花から1-3個生じ、長さ1-1.3cmになる。これは子房の心皮がその数だけに裂け、反り返ったものである。果実の各部分は肉質で熟すると赤くなり、鎌形に曲がって反転し、太い条がある。それが裂けると中から1-3個の種子が顔を出す。ちなみに裂けて見える子房の内側も鮮紅色で美しい。種子はほぼ球形で径約5mm、真っ黒で強い光沢がある。なお、果実が白くなる変種もある。また、種子は当初、赤い仮種皮に包まれている。