Tuesday, April 29, 2014

Rhaphiolepis indica var. umbellata シャリンバイ(車輪梅)




 シャリンバイ(車輪梅、学名:Rhaphiolepis indica var. umbellata、 シノニム:R. umbellata)は、バラ科シャリンバイ属の常緑低木。日本(東北地方南部以南)、韓国、台湾までの海岸近くに分布する。庭木や公園樹として植栽されることも多い。
 葉は楕円形で厚く、深緑色でつやがある。縁には浅い鋸歯が出ることもある。多くの場合、枝先に葉が集中する傾向があり、単葉で車輪状に互生する。
 4-6月に白または淡紅色の5弁の花(両性花)をつける。10-11月に直径1 cm程の球形のナシ状果の果実は黒紫色に熟す。(Wikipedia

Loropetalum chinense トキワマンサク(常磐万作)




 トキワマンサク(常磐万作、学名:Loropetalum chinense)とはマンサク科の植物の一種。
 常緑小高木。花期は5月頃で細長い4枚の花弁の花を咲かせる。花の色は、基本種はごく薄い黄色であるが、紅色の変種であるベニバナトキワマンサク Loropetalum chinense var. rubrum(中国  原産で葉も赤みを帯びる)がよく栽培されている。
トキワマンサク属にはこのほかに中国南部などに分布する2種の高木、L. lanceum およびL. subcordatum がある。(wikipedia)

Banksia Rose モッコウバラ(木香茨 木香薔薇 Rosa banksiae)






モッコウバラ(木香茨、木香薔薇、学名:Rosa banksiae)は、中国原産のバラ。種小名は植物学者ジョゼフ・バンクスの夫人にちなむ(命名はロバート・ブラウンであり、ウィリアム・エイトンの著書中で発表された)。
常緑つる性低木。枝には棘がないため扱いやすい。花は白か淡い黄色で、それぞれ一重咲と八重咲があり、直径2-3cmの小さな花を咲かせる。開花期は初夏で一期性。黄花の一重や白花には芳香はある。一般的にモッコウバラといった場合には、黄色の八重咲を指す。(wikipedia)

Iris japonica シャガ(射干、著莪、胡蝶花)




 シャガ射干著莪胡蝶花、学名:Iris japonica)は、アヤメ科アヤメ属の多年草である。
人家近くの森林周辺の木陰などの、やや湿ったところに群生する。開花期は4 - 5月ごろで、白っぽい紫のアヤメに似た花をつける。花弁に濃い紫と黄色の模様がある。根茎は短く横に這い、群落を形成する。草丈は高さは50 - 60 センチ・メートル程度までになり、葉はつやのある緑色、左右から扁平になっている。いわゆる単面葉であるが、この種の場合、株の根本から左右どちらかに傾いて伸びて、葉の片面だけを上に向け、その面が表面のような様子になり、二次的に裏表が生じている。
 学名の種小名はjaponica(「日本の」という意味)ではあるが、シャガは中国原産で、かなり古くに日本に入ってきた帰化植物である。三倍体のため種子が発生しない。このことから日本に存在する全てのシャガは同一の遺伝子を持ち、またその分布の広がりは人為的に行われたと考えることができる。したがって、人為的影響の少ない自然林内にはあまり自生しない。スギ植林の林下に見られる場所などは、かつては人間が住んでいた場所である可能性が高い。そういう場所には、チャノキなども見られることが多い。中国には二倍体の個体があり花色、花径などに多様な変異があるという。東京都でレッドリストの準絶滅危惧種に指定されている。
 また、シャガを漢字で「射干」と書くことがある。しかし、ヒオウギアヤメ(檜扇)のことを漢名で「射干」(やかん)というのが本来である。別名で「胡蝶花」とも呼ばれる。(wikipedia)

Sedum sarmentosum ツルマンネングサ(蔓万年草)






草丈15-30cm。つる性の茎にとがった葉が三枚輪生する。茎は赤褐色。5-6月に黄色い花を咲かせる。
道端や河川敷に生育する。繁殖力が旺盛で、地を這うようにしてつぎつぎと殖えていく。(wikipedia

Erica canaliculata ジャノメエリカ







南アフリカ原産の常緑低木。花期は11月〜翌年4月頃で桃〜薄紫色の花を咲かせる。名前は花の中心の黒い部分(葯)が蛇の目模様に見えることから。

Sunday, April 27, 2014

Japanese Bluestar チョウジソウ(丁字草 Amsonia elliptica)


 チョウジソウ(丁字草、学名 Amsonia elliptica)は、リンドウ目キョウチクトウ科に分類される多年生草本植物。
 葉は長さ 6〜10cm、幅 1〜2cm の細長い披針形で、互生する。種小名の elliptica は「楕円形の」という意味で、これは本種の葉が同属他種に比べ丸みを帯びていることから。
 宿根草で、5月頃になると茎を高さ 40〜80cm まで伸ばし、5〜6月になると茎頂に集散花序を出し薄青色の花を多数咲かせる。萼は深く 5裂し、花冠は 15mm ほどで平らに開く。
 果実は 2本の円柱状の細長い袋果で、長さ 5〜6cm。
 他のキョウチクトウ科植物と同様、本種も全草にアルカロイドを含み有毒である。(Wikipedia)

Saturday, April 26, 2014

ホウチャクソウ(宝鐸草 Disporum sessile)



 ホウチャクソウ宝鐸草、学名:Disporum sessile)はチゴユリ属に分類される植物。

 ホウチャクソウは草丈は30-60cmになり葉は互生、茎は上部で分かれる。

 先端に長さ2cmほどの花が1-3個垂れ下がって咲く。花被片は6枚(3枚の花びらと3枚のガク)で合着しないが、チゴユリ(D. smilacinum)のようには開かないので筒状に見える。花被片が合着しない点で、よく似たアマドコロ属 Polygonatum と見分けることができる。 花の先端ほど緑色が濃い。

 花期は5月から6月中旬で、花の後には直径1cmほどの実がなり黒紫色の液果となる。
地下茎を延ばして先端に翌年の株ができる擬似一年草。(wikipedia)

Saturday, April 19, 2014

Antirrhinum majus キンギョソウ(金魚草)




 キンギョソウ(金魚草 Antirrhinum majus)はオオバコ科キンギョソウ属の植物。南ヨーロッパと北アフリカの地中海沿岸部を産地とする。
 その名の通り金魚のような花を穂状に数多く咲かせる。花の色は赤・桃・白・橙・黄・複色。
種は微細だが性質は強健で、こぼれ種でよく殖える。一般的には秋蒔きの一年草で、寒冷地では春蒔きにする。本来は多年草の植物であり、年月が経つにつれて茎が木質化する。
金魚の養殖で有名な愛知県弥富市の市の花にもなっている。

Friday, April 18, 2014

Viola ビオラ



 ビオラ(Viola)とはスミレ科スミレ属のラテン語名である。園芸上はパンジーの小輪多花性種をヴィオラ(ビオラ)と呼んでいる。
 ビオラは園芸によく用いられ、観賞用に販売されている。パンジーとの定義の区別はかなり曖昧であるが、花径5cm以上をパンジー、4cm以下をヴィオラとすることが多い。パンジーに比べて、開花期がやや短い(咲き出しが遅い)が、その分強健で、栽培が容易とされている。品種は、1980年ころまでは、数種に過ぎなかったが、現在はかなりの色合いのものが作出されており、一方、パンジーのほうも強健多花性の種も多く作出されている。現在では見た目が豪華なのがパンジー、かわいらしいのがビオラとする、かなり主観的な分け方になっている。

Vinca major ツルニチニチソウ(蔓日々草)



 ツルニチニチソウ(蔓日々草、学名:Vinca major)はキョウチクトウ科の常緑蔓性植物の一種。ツルギキョウともいうが、キキョウ科にツルギキョウ(学名:Campanumoea maximowiczii)という植物があり、キキョウ科のものが標準和名のツルギキョウである。
 花期は、春~初夏。花の形がニチニチソウに似ているが、色は青紫色。柱頭は円盤状をしており、その上に毛のある突起物がある。このような柱頭の植物は珍しい。葉は幅広い。ニチニチソウ同様に繁殖力が非常に強く、やはり観賞用によく栽培される。ビンカアルカロイドとは異なるアルカロイドを含む。(wikipedia)

Monday, April 14, 2014

Rapeseed セイヨウアブラナ



セイヨウアブラナ(学名:Brassica napus、英名:rapeseed)は、アブラナ科アブラナ属の二年生植物。食用油の原料として、世界中で広く栽培されている。海外ではレイプと表記され、日本でもその名前で呼ばれていた時期がある。
日本在来種のアブラナ(学名:B. rapa var. nippo-oleifera)とは別種で、染色体の数がアブラナの10対に対し、19対ある。
草丈は30-150cm。 類似のセイヨウカラシナとは、葉柄が無く茎を抱くことで、在来種とは葉が厚く茎が粉っぽい白味を帯びていること、花が大きく(1 cm以上)萼片が開かず斜めに立ちあがり花弁に接していることで見分けられる。
ゲノム構成は、B. rapaとB. oleraceaのゲノムを2セットずつ持つ複二倍体である。(wikipedia)

Saturday, April 12, 2014

Chinese milk vetch ゲンゲ(紫雲英 翹揺 Astragalus sinicus)






 ゲンゲ(紫雲英、翹揺 Astragalus sinicus)はマメ科ゲンゲ属に分類される越年草。中国原産。レンゲソウ(蓮華草)、レンゲ、とも呼ぶ。春の季語。かつて水田に緑肥として栽培され、現在でもその周辺に散見される。岐阜県の県花に指定されている。英名:Chinese milk vetch。
 湿ったところに生える。全体に柔らかな草である。
 茎の高さ10-25cm。根本で枝分かれして、暖かい地方では水平方向に匍匐し、60-150センチまで伸びる場合もある。茎の先端は上を向く。また、根本から一回り細い匍匐茎を伸ばすこともある。
葉は一回羽状複葉、小葉は円形に近い楕円形、先端は丸いか、少しくぼむ。一枚の葉では基部から先端まで小葉の大きさがあまり変わらない。
 花茎は葉腋から出て真っ直ぐに立ち、葉より突き出して花をつける。花は先端に輪生状にひとまとまりにつく。花色は紅紫色だが、まれに白色(クリーム色)の株もある。
Wikipedia)

Glechoma hederacea subsp. grandis カキドオシ(垣通し)

カキドオシ(垣通し)
学名:Glechoma hederacea subsp. grandis。英名:Alehoof



 カキドオシ垣通し)とは、シソ科の植物の1種。学名はGlechoma hederacea subsp. grandis(シノニムはG. grandis、G. hederacea var. grandis) 。
 日本全土の道端などに自生する多年草。茎は長く横に這い、所々から根を下ろす。横枝は時に多少立ち上がることもある。葉は長い柄があり、睡蓮の葉のような円形から狭い扇形を切り取った形。対生し、柔らかく、しわがあって毛が生えている。葉は揉むと強い香りがある。
 開花期は春(4〜5月)。花は葉腋から出て、薄い紫〜紅紫で斑点がある。
 隣接地から垣根を通して進入してくることがカキドオシの名前の由来となっている。(wikipedia)