Thursday, January 15, 2015

Rohdea japonica Roth at Jindai Botanical Gardens 神代植物公園新春の植物展の万年青

金剛杖(こんごうじょう)
銀河(ぎんが)
光明殿(こうめいでん)
新世輝(しんせいき)
富士の雪(ふじのゆき)
錦麒麟(きんきりん)
翁錦(おきなにしき)
福久姫(ふくひめ)
縞獅子(しましし)。実付き
寿円(じゅえん)
金剛獅子(こんごじし)
貫禄(かんろく)
日出の松(ひいでのまつ)
都の城(みやこのじょう)
武蔵(むさし)
新生殿(しんせいでん)
天朝鶴(てんちょうづる)
瑞泉(ずいせん)
 万年青おもと)は、オモトの古典園芸植物としての名である。非常に豊富な葉の形や模様を持ち、古典園芸植物の葉芸では一つの標準である。英語名:Japanese sacred lily

 オモト(学名:Rohdea japonica Roth)は常緑の多年生草本で、本州南部から中国にかけての暖地に分布する。本来は幅広い深緑で長楕円形の葉をつけるものであるが、葉の型変わりや斑入りなどを選別して栽培することが古くから行われ、多くの品種がある。それらを万年青(読みは「おもと」)と呼んで、古典園芸植物では重要なもののひとつである。この項ではこれについて説明する。なお、この植物の場合、花や実が鑑賞の対象となることが無く、種子植物の園芸植物ではほとんど例がない。その代わり、葉に見られる芸に関してはこの植物が一つの標準となっている面もある。

 万年青栽培の歴史は300年とも400年以上とも言われる。古くは徳川家康が江戸城へ入る時、家臣の中に万年青を献上したものがいるとも伝えられる。江戸時代は主に大名のもとで栽培が行われた。元禄から享保年間の書物には斑入りの万年青が掲載されたものがある。このころより、栽培がある程度は一般庶民にも広がったようである。文化文政のころには、縞や矮性のものも栽培されるようになり、その一部は利殖の対象となった。このころは他に錦糸南天や松葉蘭なども同様に持て囃され、一種のブームとして狂乱的な状況があったようで、その中で一部の万年青には一芽百両と言ったとんでもない価格がついた例もあったという。解説書として長生主人「金生樹譜万年青譜」(1833)などが出版された。これらは天保の改革の際の規制の対象となった。植木鉢にも専用の万年青鉢が作られた。 明治に入り、栽培の中心は武士階級から富裕階層へと移った。1877年頃には京都を中心に大きなブームがあり、1鉢1000円(現代の1億円に相当)という例があった。その後も何度かのブームを繰り返しながら推移している。(wikipedia)

中国植物志>> 第15卷 >> 百合科 Liliaceae >> 万年青属 Rohdeaに以下の説明があります。
1.万年青 图版6
 Rohdea japonica (Thunb.) Roth, Nov. Pl. Sp. 197. 1821. ——Orontium japonicum Thunb., Fl. Jap. 144. 1784. ——Rohdea esquirolii Levl. in Bull. Soc. Bot. France 54: 371. 1907. ——R. sinensis Levl. ibid.
 根状茎粗1.5-2.5厘米。叶3-6枚,厚纸质,矩圆形、披针形或倒披针形,长15-50厘米,宽2.5-7厘米,先端急尖,基部稍狭,绿色,纵脉明显浮凸;鞘叶披针形,长5-12厘米。花葶短于叶,长2.5-4厘米;穗状花序长3-4厘米,宽1 .2-1.7厘米;具几十朵密集的花;苞片卵形,膜质,短于花,长2.5-6毫米,宽2-4毫米;花被长4-5毫米,宽6毫米,淡黄色,裂片厚;花药卵形,长1.4-1.5毫米。浆果直径约8毫米,熟时红色。花期5-6月,果期9-11月。
 产山东、江苏、浙江、江西、湖北、湖南、广西、贵州、四川。生林下潮湿处或草地上,海拔750-1700米。
 全株有清热解毒、散瘀止痛之效。各地常有盆栽供观赏。

Near Exhibition of Peony at Jindai Botanical Gardens 神代植物公園 新春のぼたん展

連鶴(レンカク)
連鶴
皇嘉門(こうかもん)
皇嘉門
聖代(せいだい)
島津紅(しまづくれない)
八千代椿(やちよつばき)
百花殿(ひゃっかでん)
黄冠(おうかん)
向陽(こうよう)
島茜(しまあかね)
八重桜(やえざくら)

新春のぼたん展

日時:平成27年1月2日(金曜)~12日(月曜・祝日) 9時30分~17時00分
場所:神代植物公園 特設展示場
内容:新春のボタン(この時期に咲くように抑制栽培したもの)を展示します。

Winter Peony 冬のボタン

八重桜
豊楽門
日暮
黄冠(おうかん)
撮影地:神代植物公園。冬のボタン展
冬牡丹と寒ボタンの違い
ボタンは、ボタン科ボタン族の植物で、中国原産の落葉低木です。日本には平安時代の初期には渡来していたと考えられ、『蜻蛉日記(954~974年)』にもその記述がみられます。当初は薬用として栽培されていましたが、やがて観賞用として園芸品種も多く作り出されました。
 ここに展示してあるボタンは、「冬ボタン」です。これは、もともと春に咲く品種を温度調整し、冬に咲くように栽培したものです。春だと勘違いしているため、葉も青々と茂っています。これとは別に、冬と春の2回咲く品種があり、それを「寒ボタン」と呼びます。こちらは寒い冬にも自然に咲く品種で、冬の花の時期には落葉しています。


Ardisia crispa カラタチバナ(唐橘)




シロミタチバナ白実橘

 カラタチバナ唐橘、学名:Ardisia crispa)は、ヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木。マンリョウ(万両)に対して百両ヒャクリョウ)とも呼ばれる。(wikipedia

 マンリョウに比べ葉が細長く、葉の縁は波打ちません。実は赤く上向きに付き、垂れ下がりません。実が白いものあり、シロミタチバナと言います。

 正月の延期植物とされます。他には、オモト(万年青)、マンリョウ(万両)、センリョウ(千両)、ヤブコウジ(十両)、ナンテン(南天)、アリドオシ(蟻通し、一両)もあるようです。

Tuesday, January 13, 2015

神代植物公園-新春の植物展

 場所:神代植物公園、植物会館
 期間:2015年1月 2日(金) ~ 1月12日(月・祝)

春の七草
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ
神代宝舟
オモト。万年青