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冬牡丹と寒ボタンの違いボタンは、ボタン科ボタン族の植物で、中国原産の落葉低木です。日本には平安時代の初期には渡来していたと考えられ、『蜻蛉日記(954~974年)』にもその記述がみられます。当初は薬用として栽培されていましたが、やがて観賞用として園芸品種も多く作り出されました。
ここに展示してあるボタンは、「冬ボタン」です。これは、もともと春に咲く品種を温度調整し、冬に咲くように栽培したものです。春だと勘違いしているため、葉も青々と茂っています。これとは別に、冬と春の2回咲く品種があり、それを「寒ボタン」と呼びます。こちらは寒い冬にも自然に咲く品種で、冬の花の時期には落葉しています。
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