サルオガセモドキ パイナップル科 Tillandsia usneoides Linn 《Graybeard》 糸状の葉のみで生きるティランジアの一種。乾燥にも、寒さにも強い種類です。 アメリカ東南部~アルゼンチン中部 (新宿御苑温室GreenHouseで撮影) |
Wikipediaによると、「パイナップル科の植物は、多くがしっかりした葉を根出状、ややロゼット状に付け、その中心から花穂を高く伸ばす。花の派手で美しいものも多い。だが、本種は外見上は全く異なり、糸がもつれたような姿で樹枝上から垂れ下がり、全体の長さは5mにも達することがある。そのために外見がサルオガセに似て見え、またコケ類にも見える[1]。これは個々には数センチしかない葉を数枚つけた株が垂れ下がるランナーで無性増殖していった結果の姿である。花は咲くが地味で目立たない。 北米南部から南米にかけての広い地域に見られ、樹上に着いて垂れ下がる姿は遠目にもはっきり分かり、独特の景観を作る。園芸用にも用いられ、またクッションなどにも使われる。最近では大気汚染などの生物指標としての利用も行われる。」
No comments:
Post a Comment