Monday, January 27, 2020

Prunus mume Phonograph Gallery ウメ(梅)写真ギャラリー

Wikipediaによると、「ウメ(梅、学名:Prunus mume、英: Japanese apricot)は、バラ科サクラ属の落葉高木、またはその果実のこと。花芽はモモと異なり、一節につき1個となるため、モモに比べ、開花時の華やかな印象は薄い。毎年2月から4月に5枚の花弁のある1センチメートルから3センチメートルほどの花を葉に先立って咲かせる。花の色は白、またはピンクから赤。葉は互生で先がとがった卵形で、周囲が鋸歯状。樹木全体と花は主に鑑賞用、実は食用とされ、枝や樹皮は染色に使われる。」英語名は、 Chinese plum, Japanese plumJapanese apricot等です。
中国野梅 (撮影地:羽根木公園 2020年1月25日)
同公園の看板によると、「梅の原種は、中国の西南部及び長江流域、台湾に自生しています。西南麓一帯に点在し、海抜170メートルから高いところは3300メートル以上のところに生息しています。樹高十メートルの小喬木ないし灌木、太いものは幹周百二十センチメートル~百肋十センチメートルで、多数の梅林をなしているところもあります。花期は、十二月から三月で概ね単色の白梅ですが、蕾のうち薄い桃色を呈し、開花すると、白色になるものもあります。」
八重寒梅 (撮影地:羽根木公園 2020年1月25日)
八重野梅 (撮影地:羽根木公園 2020年1月25日)


一重寒紅 (撮影地:羽根木公園 2020年1月25日)
緋の司 (羽根木公園 2020年2月1日)
舞扇 (羽根木公園 2020年2月1日)
春の寿 (羽根木公園 2020年2月1日)
蓮久(レンキュウ 羽根木公園 2020年2月1日)
冬至 (羽根木公園 2020年2月1日)
紅千鳥 (羽根木公園 2020年2月1日)
佐橋紅(さ ばし こう) (撮影地:府中郷土の森博物館 2020年2月2日)
ロウバイ蠟梅) (府中郷土の森博物館 2020年2月2日)
青軸性 一重緑咢(ひと え りょく がく)
(府中郷土の森博物館 2020年2月2日)
白加賀枝垂 野梅系  一重
(府中郷土の森博物館 2020年2月2日)
玉牡丹 野梅系  八(府中郷土の森博物館 2020年2月2日)
蝶千鳥(羽根木公園 2020年2月8日)
道知辺(羽根木公園 2020年2月8日)
藤牡丹(羽根木公園 2020年2月8日)
養老 (羽根木公園 2020年2月8日)
 (羽根木公園 2020年2月8日)
一重野梅 (羽根木公園 2020年2月8日)
緑顎(羽根木公園 2020年2月8日)
南高(羽根木公園 2020年2月8日)
月影 (羽根木公園 2020年2月8日)
田子の浦 (羽根木公園 2020年2月8日)
呉の枝垂れ (羽根木公園 2020年2月8日)
大湊 (羽根木公園 2020年2月8日)
錦光 (羽根木公園 2020年2月8日)
寿昌梅 (百草園 2020年2月9日)
未開口 (百草園 2020年2月9日)
Prunus mume Sieb. et Zucc. cv. Houryukaku
ウメ 'ほーりゅうかく'
バラ科 サクラ属 <芳流閣> (百草園 2020年2月9日)
ウメの園芸品種
野梅系
乳白色で巨大輪一重咲き
北斗星(ほくとせい)Hokutosei 野梅性一重
青梅市梅の公園 2020年2月15日
山の里やまのさと) Yama-no-sato
青梅市梅の公園 2020年2月15日
光圀みつくにMitsukuni 野梅性一重
青梅市梅の公園 2020年2月15日
水心鏡(すいしんきょう) Suishinkyou 野梅性八重
青梅市梅の公園 2020年2月15日
薩摩紅(さつまこう) Satsumakou バラ科
青梅市梅の公園 2020年2月15日


甲州最小(こうしゅうさいしょう) Kouushuu-saishou 野梅性一重
青梅市梅の公園 2020年2月15日
豊後(ぶんご)Bengo 豊後系(紅)八重
(府中郷土の森博物館 2020年2月23日)
雪月花(せつげっか)
(府中郷土の森博物館 2020年2月23日)
藤牡丹枝垂(ふじぼたんしだれ) Fujibotan shidare
豊後系(紅)八重
(府中郷土の森博物館 2020年2月23日)
玉垣枝垂れ(たまがきしだれ)
(府中郷土の森博物館 2020年2月23日)
小向(こむかい)Komukai 野梅系(白)一重)
(府中郷土の森博物館 2020年2月23日)
古城こじろ) 野梅系(白)一重
(府中郷土の森博物館 2020年2月23日)
大正時代後期、田辺市長野那須政右ヱ門氏が、他所より譲り受けた穂木を接ぎ木した中から生まれたという。那須氏の屋号をとって古城梅と名付けられた。古城梅は、発芽・開花は他の品種に比べ遅れるが、収穫期の早いのが特徴で、樹勢強健耐病性が強く、果実は極めて美しい梅で主に梅酒梅ジュースに用いられる。[3]
長束なつかNatsuka 野梅系(白)一重
(府中郷土の森博物館 2020年2月23日)
持田城(もちだしろ) 野梅系(白)八重
(府中郷土の森博物館 2020年2月23日)
玉英(ぎょくえい)Gyokue 野梅系(白)一重
(府中郷土の森博物館 2020年2月23日)
稲積(いなずみ) Inazumi 野梅系(白)一重
(府中郷土の森博物館 2020年2月23日)
蝶の羽重ね(ちょうのはがさね) 豊後性
(府中郷土の森博物館 2020年2月23日)
玉光枝垂(ぎょくこうしだれ) Gyokuko Shidare 野梅系(紅)一重
(府中郷土の森博物館 2020年2月23日)
月影枝垂(つきかげしだれ)
(府中郷土の森博物館 2020年2月23日)
思いのまま(輪違い) 野梅系(紅白)八重
(府中郷土の森博物館 2020年2月23日)
黒田梅(くろだばい) Kurodabai 豊後系(紅)八重
(府中郷土の森博物館 2020年2月23日)
新茶青(しんちゃせい) 野梅系(白)一重
(府中郷土の森博物館 2020年2月23日)
参考リンク[1]では、梅について以下のように詳細に分類しています。
花梅
野梅系】(やばいけい)
・野梅性(やばいしょう)
・難波性(なにわしょう)
・紅筆性(べにふでしょう)
・青軸性(あおじくしょう)
緋梅系】(ひばいけい)
・紅梅性(こうばいしょう)
・緋梅性(ひばいしょう)
・唐梅性(とうばいしょう)
豊後系】(ぶんごけい)
・豊後性(ぶんごしょう)
・杏性(あんずしょう)

実梅
【南高梅】(なんこううめ、なんこうばい)
【白加賀梅】(しろかがうめ)
【古城梅】(こじろうめ)
【豊後梅】(ぶんごうめ)
【甲州最小】(こうしゅうさいしょう)

花梅の種類
紅梅
「江南所無」(こうなんしょむ)
「緋の司」(ひのつかさ)
「御所紅」(ごしょべに)

白梅
「白加賀」(しろかが)
「月宮殿」(げっきゅうでん)
「白牡丹」(はくぼたん)

しだれ
「白滝枝垂」(しらたきしだれ)
「藤牡丹枝垂」(ふじぼたんしだれ)

八重
「八重寒紅」(やえかんこう)
「八重冬至」(やえとうじ)

開花別時期梅の種類
早咲きの梅【1月中旬~2月中旬】
・「白難波」(しろなにわ)
・「烈公梅」(れっこうばい)

遅咲きの梅【3月上旬~4月上旬】
・「春日野」(かすがの)
・「豊後」(ぶんご)

また、梅の名所として、以下のスポットを挙げています。
・和歌山の南部梅林:日本有数の規模を誇る梅の里。主に最高級品種南高梅[なんこううめ]が植えられている
・京都の北野天満宮:おもな種類 照水梅、和魂梅、黒梅、座論梅など
大阪城:大阪城二の丸東部分にある約1.7万平方mに約1270本の梅が植えられている。梅の種類は早咲きから遅咲きまで約100品種揃っているので、1~3月と長い期間、梅の花を楽しむことができる
・小田原の曽我梅林:おもな種類 十郎(早咲)、白加賀(遅咲)、杉田
・埼玉県入間郡の越生梅林:1,000本程、中には600年以上経っているといわれる古木もある
・東京都江東区の亀戸天神:梅は約300本で、おもな種類は呉服枝垂、紅干島、紅筆、白加賀、月影、おもいのまま等
・石川県金沢市の兼六園:現在は約200本の梅があり、そのうち白梅約130本、紅梅約70本で、白加賀、摩耶紅梅、青軸、八重寒紅など約20種類が咲き誇る
・東京都文京区の小石川後楽園
・東京都立川市の昭和記念公園:約20品種、90本のウメが3月中旬過ぎまで咲く
・東京都世田谷区の羽根木公園:紅白梅合わせて60種以上、約650本が見られる)
・東京都文京区の湯島天神:「湯島の白梅」が有名

勿論それ以外にも、神代植物公園府中郷土の森博物館百草園などのような有料植物公園や公園でも豊富な梅品種を見られます。


参考リンク
[1] 梅の種類・花梅の種類・開花時期別梅の種類・名所の梅の種類
[2] 梅の季節は?梅の花の種類と毎年咲かせるコツをご紹介!
[3] 主要な梅の品種とその由来(南高梅・古城梅)

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