Saturday, May 25, 2013

Sawara cypress サワラ(椹, Chamaecyparis Pisifera)



 サワラ、学名:Chamaecyparis pisifera)は、ヒノキ科ヒノキ属の針葉樹。

 ヒノキ科ヒノキ属、日本を代表する林業用樹種であるヒノキ(C. obtusa)とは同属であり、後述のように形態的にもよく似ている。遺伝的にもヒノキに近いとされ、両者間では繁殖能力のある雑種を作ることで知られている。この雑種についてはDNA解析などの結果、雄親を本種、雌親をヒノキとするものが良く知られていたが、逆の組み合わせもあることが報告された[2]。ヒノキ以外に、天然分布が重ならないローソンヒノキ(C. lawsonia)とも交雑し、充実種子[注釈 1]を得られるという報告もある。ただし、この種子を発芽試験に供した結果、雑種実生は葉緑体に異常があり多くは発芽直後に枯死してしまったという[3]。

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