ヤハズエンドウ(矢筈豌豆、Vicia sativa subsp. nigra)は、マメ科ソラマメ属の越年草。ヤハズエンドウが植物学的局面では標準的に用いられる和名だが、カラスノエンドウ(烏野豌豆)という名が一般には定着している(「野豌豆」は中国での名称)。英語名:Narrow-leaved Vetch。
本州から四国・九州・沖縄の路傍や堤防などのいたるところにごく普通に生育している。秋に発芽し、春になると高さ60 - 150cmに達する。茎には巻きひげがあり、近くのものに絡みつくこともあるが大体は直立する。茎は全体に毛があり四角柱状。花期は3 - 6月でエンドウに似た小型の紅紫色の花を付ける。豆果は熟すると黒くなって晴天の日に裂け、種子を激しく弾き飛ばす。
原産地はオリエントから地中海にかけての地方であり、この地方での古代の麦作農耕の開始期にはエンドウなどと同様に栽培されて作物として利用された証拠が考古学的資料によって得られているが、その後栽培植物としての利用はほぼ断絶して今日では雑草とみなされている。そのため、若芽や若い豆果を食用にすることができるし、熟した豆も炒って食用にできる。
Photographs of flowers, related information including, but not limited to, their names, scientific classifications etc.
Saturday, April 13, 2013
Meehania urticifolia ラショウモンカズラ(羅生門葛)
茎は直立して高さは15~30cmくらいになり、花後、地上を這う走出枝を出す。葉は対生し、形は三角状心形で、葉の縁は鈍い鋸歯状になる。
花期は4~6月で、唇形の鮮やかな紫色の花を、2~3個のまとまりになって数段につける。花の付け根につく包葉は、最下のものは葉とほぼ同じで、上にゆくと小さくなる。萼片は花より濃い赤紫色で花後も目立つ。
花期は4~6月で、唇形の鮮やかな紫色の花を、2~3個のまとまりになって数段につける。花の付け根につく包葉は、最下のものは葉とほぼ同じで、上にゆくと小さくなる。萼片は花より濃い赤紫色で花後も目立つ。
Chloranthus japonicus ヒトリシズカ(一人静)
高さは10~30cm。葉は4枚が輪生状に付き光沢があり、縁には鋸歯がある。花期は4~5月で、茎の先に1本の穂状花序を出し、ブラシ状の小さな白い花をつける。
一本で生えるのは稀で、普通群生する。
名称の由来はこの花の可憐さを愛でて静御前になぞらえたもの。近縁種のフタリシズカが花穂を2本以上出すのと対比させた。
一本で生えるのは稀で、普通群生する。
名称の由来はこの花の可憐さを愛でて静御前になぞらえたもの。近縁種のフタリシズカが花穂を2本以上出すのと対比させた。
Thursday, April 11, 2013
Flowering Dogwood ハナミズキ(花水木)
ハナミズキ(花水木、学名:Benthamidia florida)はミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木。北アメリカ原産。別名、アメリカヤマボウシ。英語名:Flowering Dogwood。
ハナミズキの名はミズキの仲間で花が目立つことに由来する。また、アメリカヤマボウシの名はアメリカ原産で日本の近縁種のヤマボウシに似ていることから。
ミズキ科の落葉小高木。樹皮は灰黒色で、葉は楕円形となっている。北アメリカ原産。花期は4月下旬から5月上旬で白や薄いピンクの花をつける。秋につける果実は複合果で赤い。庭木のほか街路樹として利用される。栽培する際には、うどんこ病などに注意する。またアメリカシロヒトリの食害にも遭いやすい。
Sunday, March 17, 2013
Grape Hyacinth ムスカリ
![]() |
ムスカリ。学名:Muscari |
ムスカリ属の一部は園芸植物としてよく栽培され、一般的には球根植物で開花期は3月初旬から4月末頃。花は一見するとブドウの実のように見える。このことからブドウヒアシンスの別名を持つ。
名の由来はギリシャ語のムスク(moschos)であり、麝香(じゃこう)のことである。花色は鮮やかな青紫色だが、近年白、コバルト色なども見られる。花弁はあまり開かない。球根は数年くらい植えたままでも差し障りないが、できれば秋に掘り上げるとよい。病虫害もあまりなく栽培しやすい植物である。早春を彩る花として絨毯のように多数を植え付けると効果的である。日本には30数年前ごろから市場に出回り、近年人気品種となって、各地の公園などでごく普通に見られる。
花言葉:寛大なる愛、明るい未来、通じ合う心、失望、失意とまるで正反対の意味がある。
![]() |
カタクリ(片栗、学名:Erythronium japonicum Decne.)。英語名:Katakuri (Dogtooth violet) |
早春に10 cm程の花茎を伸ばし、薄紫から桃色の花を先端に一つ下向きに咲かせる。蕾をもった個体は芽が地上に出てから10日程で開花する[2]。花茎の下部に通常2枚の葉があり、幅2.5-6.5 cm程の長楕円形の葉には暗紫色の模様がある。地域によっては模様がないものもある。開花時期は4-6月で、花被片と雄しべは6個[3]。雄蕊は長短3本ずつあり、葯は暗紫色。長い雄蕊の葯は短いものより外側にあり、先に成熟して裂開する[4]。雌蕊の花柱はわずかに3裂している。地上に葉を展開すると同時に開花する。日中に花に日が当たると、花被片が開き反り返る。日差しがない日は終日花が閉じたままである[5]。開花後は3室からなる果実ができ、各室には数個-20程の胚珠ができる。平均で60%程の胚珠が種子となる[6]。胚珠は長さ2 mmほどの長楕円形である。染色体は大型で2n=24である[7]。
早春に地上部に展開し、その後葉や茎は枯れてしまう。地上に姿を現す期間は4-5週間程度で、群落での開花期間は2週間程と短い[1]。このため、ニリンソウなど同様の植物とともに「スプリング・エフェメラル」(春の妖精)と呼ばれている[5][8]。種子にはアリが好む薄黄色のエライオソームという物質が付いており、アリに拾われることによって生育地を広げている(同様の例はスミレなどにも見られる)。
Magnolia Heptapeta ハクモクレン(白木蓮)
![]() |
ハクモクレン(白木蓮、木蘭)。英語名:Magnolia Heptapeta 学名:Magnolia quinquepeta もしくは Magnolia liliiflora |
モクレン(木蓮、木蘭、Magnolia quinquepeta もしくは Magnolia liliiflora、シナでは、「辛夷」と表記する。)は、モクレン目モクレン科モクレン属の落葉低木。花が紫色であることから、シモクレン(紫木蓮)の別名もある。ハネズ、モクレンゲと呼ばれることもある。昔は「木蘭(もくらん)」と呼ばれていたこともあるが、これは花がランに似ていることに由来する。今日では、ランよりもハスの花に似ているとして「木蓮(もくれん)」と呼ばれるようになった(Wikipedia)。
Monday, March 11, 2013
Sunday, March 10, 2013
Winter Daphne ジンチョウゲ(沈丁花)
Wet Sites to Search Flowers by Color 色で花を検索できるリンク集
花の写真を撮ったものの、その名前が分からないことはよくありませんか。その場合、以下のようなサイトで、花の名前を探せます。花の色別で花写真の一覧から、自分が撮った写真と一致するものを探せばいいです。
- 花図鑑
- 季節の花300
- 季節の草花
- とっても身近な植物図鑑
- 野草図鑑・野草風薫
- 夏 咲く花の木(白)
- 花 図 鑑(色別・季節別)
- 花道楽
- 花を探す【花図鑑】(HONDA)
- 花色別写真検索
- 小さな園芸館 A Pretty Garden
- 北信州の道草図鑑
- 身近な植物図鑑
- 妙典の野草
- 草花や樹木の図鑑 はなQ
- 花図鑑/Flower Photo。高山植物と山に咲く花
- 色別花図鑑
- 身近な植物と野鳥達(花色別植物図鑑)
- 山野の草木と花
- PIXTA
- 花色々&建築模型
- NAGY版植物図鑑。花の色で探すSearching flowers by its color
- 四季の花図鑑
- VGA植物図鑑
- 花図鑑・アトリエマイン(937種)
- 植物名前図鑑
- 山野草
- 北海道の花
Common Henbit ホトケノザ(仏の座)
![]() |
ホトケノザ(仏の座、学名: Lamium amplexicaule) 英語名:henbit,common henbit,giraffehead,henbit deadnettle |
2020年3月1日東京世田谷 |
Wikipediaによると、形態・生態は
成長した際の高さは10センチメートルから30センチメートルぐらい。四角断面の茎は柔らかく、下部で枝分かれして、先は直立する。
葉は対生で、縁に鈍い鋸歯があり、下部では葉枝を持つ円形、上部では葉枝はなく茎を抱く。茎は段々につくことから、俗にサンガイグサ(三階草)とも呼ばれる。
花期は3月から6月で、上部の葉脇に長さ2センチメートルほどの紫で唇形状の花をつける。上唇はかぶと状で短毛がびっしり生え、下唇は2裂し濃い紅色の斑点がある。つぼみのままで結実する閉鎖花が混じることが多い。白い花をつけるものもあり、シロバナホトケノザ(f. albiflorum)と呼ばれる。
種子には白い物質が付着する。これにはアリが好むエライオソームと呼ばれる物質が含有しており、これによってアリの手で遠くまで運ばれ、芽吹くことが知られている。
Saturday, March 9, 2013
Persian speedwell オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
Sunday, March 3, 2013
Duranta デュランタ
![]() |
Duranta デュランタ。Brazilian skyflower |
デュランタは、クマツヅラ科の植物。通常「デュランタ」の名前で栽培されているのはデュランタ・レペンス(エレクタ)。和名はハリマツリ、タイワンレンギョウ。
英語名: Golden Dewdrop, Pigeon Berry, and Skyflower等である。
熱帯性花木で、樹高は約6m。原産地は北米南部から南米、キーウェスト島(フロリダ)、ブラジル 、西インド諸島に分布する。南アメリカを中心におよそ30種が知られる。デュランタの名前は16世紀の植物学者C.デュランテスにちなむ。分類上は常緑樹だが、日本では通常、秋から冬にかけて低温のため落葉する。観賞用としてタイワンレンギョウの名前でも多く出回っている。日本では6-9月に垂れ下がる花茎に径1cmほどの紫色の花を房状につけるが、暖地では通年咲く。咲き終えると、オレンジ色の果実を多くつける。日本では、特に濃紫色の花びらに白い縁取りが入るタカラヅカが人気品種として多く栽培されている。暖地では生垣などに多く使われる。(wikipedia)
Subscribe to:
Posts (Atom)