Saturday, May 10, 2014

Onoclea sensibilis var. interrapta コウヤワラビ (高野蕨)





和名は、本種を高野山の産と思って命名してしまったものという。
属名は、ギリシャ語であるがディオコリデスが用いた植物名からの転用と言われている。
種小名は「敏感な、萎れ易い」の意。
変種名は「断続的な、中断した」の意。

コウヤワラビはコウヤワラビ科(←イワデンダ科←オシダ科)の落葉性シダ植物である。語源の項に記したが、高野山産のシダとして命名されたが、実際には我が国各地の水湿地に自生の見られるシダである。葉は羽状に深裂し、中軸の両側には翼がある。胞子嚢をつける葉は小さな玉を連ねたような形状をしている。草丈は20~40㎝程度。

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