オオアマナはヨーロッパ、南西アジア原産の多年草で、観賞用として栽培されています。初夏に直径 2 cm ほどの白い星型の花が 6-20 輪、一本の長い柄から散房状の総状花序につきます。花のあとには葉は枯れ、また翌年芽を出します。
学名はOrnithogalum umbellatum L.である。
オオアマナは英名で Star of Bethlehem (ベツレヘムの星)といいます。ベツレヘムの星はキリストが生まれたときに輝いたといわれる星で、クリスマスツリーの頂上に輝いているのもこの星です。おそらくオオアマナの白い星型の花をみて、名づけられたのでしょう。他にもベツレヘムの星とよばれる鑑賞植物には、同じように星型の花をしている、他の Ornithogalum 属の花や、ホシアザミなどがありますが、最も一般的なものはオオアマナです。
(日本新薬)
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