Tuesday, April 30, 2013

Cyperus Papyrus パピルス(Cyperus papyrus、和名:カミガヤツリ)

  パピルスCyperus papyrus、和名:カミガヤツリ(紙蚊帳吊))は、カヤツリグサ科の多年生植物。パピルス草ともいい、地上茎の繊維をシート状に成形することで、文字などを記すことが出来る紙状の筆記媒体となる(wikipedia)。
  温室に栽植されるカヤツリグサ科の大型の水草で,古代エジプトでこれを使って世界最古の紙が作られた(イラスト)。カミガヤツリともいう。太い根茎に沿って,高さ2mにも達する茎が立ち並び,葉はすべて無葉身の鞘(さや)に退化して,茎の根元にある。直径40cmにもなる大型の花序には,細長い枝が無数に束のようにつき,その先に,薄茶色の小穂が少数個つく。北アフリカや中部アフリカの沼や河畔に大群落をつくって生える。古代エジプトではナイル川流域のパピルスの茎を採り,皮をはいで白い髄を細く裂き,その維管束を縦横に並べて重しをかけて乾燥し,さらにこすって滑らかにしたパピルス紙を作り,当時の地中海地方の唯一の筆写材料とした(コトバンク)。
  アフリカ北部からパレスチナ、シチリア島にかけてが原産です。川や池沼に生育し、高さは2~3メートルほどになります。古代エジプトから8~9世紀ごろまで、とくに紙を作るために栽培されてきました。この茎の白い髄を裂いて編んだものがパピルス紙です。そのほかに茎を束ねて筏を作ったり、筵や縄に加工されたりしました。また根茎は食用になるともいいます(shu(^^) Homepage)。
パピルス(Cyperus papyrus、和名:カミガヤツリ)
パピルス(Cyperus papyrus、和名:カミガヤツリ)

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