Sunday, August 25, 2013

Phedimus aizoon (var. floribundus) キリンソウ(麒麟草)



キリンソウ麒麟草Phedimus aizoon var. floribundus)は、ベンケイソウ科に属する多年草である。和名は「黄輪草」と表記されることもある。
茎は太く高さ5-30 cm。葉は肉厚で、長さ2-7cmの倒卵形または長楕円形で互生する。葉の縁は中央から先端にかけて鋸歯形状となる。茎の先端が平らな集散花序となり、マンネングサに似た多数の黄色い花を付ける。花弁は5枚で、花期は5-8月。シノニムの種小名kamtschaticumは、カムチャツカを意味する。別名が、「キジンソウ」と「キジグサ」で、和名は「傷薬の草」を意味し、これが転訛して「キリンソウ」となったとする説がある。また中国の古書に登場する伝説上の動物麒麟に由来するという説もある。

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